検査項目一覧
検査項目 | 検査名 | 検査説明 |
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身体測定 | 身長 | |
体重 | 標準体重(Kg)=身長(m)×身長(m)×22 | |
BMI | BMI=体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)で計算します。 | |
腹囲 |
おへそ周りを測ります。男性は85㎝・女性は95㎝未満が正常です。 メタボリック症候群の判定に用いられます。 |
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体脂肪率 | 身長全体に占める体脂肪の割合です。 | |
眼科検査 | 視力測定 | 裸眼・矯正を調べます。 |
眼圧測定 | 緑内障・網膜剥離などを調べます。 | |
眼底測定 | 動脈硬化や糖尿病や高血圧などを調べます。 | |
聴力測定 | オージオメーター | 1000HZは日常会話音域で加齢などにより低下します。 |
4000HZは高音域で騒音などにより低下します。 | ||
血圧測定 | 血圧 | 高血圧が続くと動脈硬化が進行し、脳卒中、狭心症、心筋梗塞を引き起こします。 |
血中脂質検査 | 高値が続くと動脈硬化が進行し、脳卒中・狭心症・心筋梗塞を引き起こします。 | |
善玉コレステロールといわれ、血管に付着したコレステロールを運び去り動脈硬化を予防します。 | ||
悪玉コレステロールといわれ、血管にコレステロールを運び込み動脈硬化を引き起こします。 | ||
身体のエネルギー源であり、脂肪として蓄えられます。肥満・過食・飲酒などで高くなります。 | ||
糖代謝検査 | 尿糖 | 血糖の高値が考えられます。 |
高値では糖尿病が疑われます。持続すると眼底・腎臓などに障害が起こります。 | ||
過去2~3ヶ月間の血糖の状態を表します。 | ||
肝機能検査 | 肝細胞に含まれる酵素です。肝臓が障害をうけると高くなります。 | |
肝細胞に含まれる酵素です。飲酒量が多くなると高くなります。 | ||
血液中の蛋白の量を表します。栄養状態が悪いと低下し、慢性肝障害や自己免疫疾患などで高くなります。 | ||
黄疸の原因になります。肝臓や胆嚢の疾患で高くなります。 | ||
全身の細胞の障害を表します。肝障害・心筋梗塞・がんなどで高くなります。 | ||
肝臓や胆嚢の疾患で高くなります。 | ||
脂肪肝・糖尿病などで上昇し、慢性肝炎・慢性感染症などで低下します。 | ||
肝炎ウィルス | 陽性の場合、肝炎ウイルスの感染を意味します。 | |
腎機能検査 | 尿蛋白 | 尿中の蛋白や血液の混入を調べます。陽性が持続する場合、腎臓や尿路の疾患が考えられます。運動やストレスで出ることもあります。 |
尿潜血 | ||
身体の老廃物です。腎障害で高値になります。 | ||
高値で痛風の原因になります。 | ||
炎症検査 | 感染症やがんで高くなります。 | |
貧血検査 | 貧血の有無を調べます。 | |
貧血の種類を調べます。 | ||
血液一般 | 感染症や喫煙で高くなります。 | |
止血作用があり、減少すると出血症状がみられます。 | ||
消化器系検査 | 便潜血 | 便中への血液混入の有無を調べます。陽性の場合、大腸がんなどが疑われます。 |
胃部X線 | 食道、胃、十二指腸の病変を調べます。 | |
腹部超音波 | 肝臓、胆嚢、腎臓、脾臓の病変を調べます。(膵臓は対象外) | |
生理学検査 | 心電図 | 不整脈・狭心症・心筋梗塞などを調べます。 |
呼吸器系検査 | 胸部X線 | 肺、気管、心臓などの状態を調べます。(肺がんの検査ではありません。) |
喀痰細胞診検査 | 痰の中に肺がん細胞があるかどうかを調べます。 | |
肺機能検査 |
気管支炎、ぜんそく、肺気腫などを調べます。 | |
婦人科検査 | 乳がん検査 | マンモグラフィにより、乳房を挟み均一にした状態でX線写真を撮影します。 |
子宮頸部細胞診 | 子宮頸部のがんチェック | |
診察 | 問診・聴打診 |
※受診コースによっては、上記検査のうちで、行われないものもあります。
※受診コースによっては、下記のオプション検査が含まれているものもあります。
オプション検査一覧
検査項目 | 検査の主な目的・範囲(わかること) |
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胃部内視鏡検査 (経鼻内視鏡) |
*問診では鼻の病気や出血しやすい病気がないか確認します。 *鼻の麻酔時に違和感、痛みを感じることがあります。 *まれに鼻腔が狭いため内視鏡を入れることができない方もいます。その際は口からの内視鏡検査に切替えますのでご了承ください。 精密検査には口からの内視鏡が適している場合があります。健診以外で胃カメラをご希望される場合は医師にご相談ください。 |
胸部CT検査 (肺がん検診) |
胸部X線検査に比べ早期の肺がん発見が可能です。 また、肺がんだけではなく他の肺の病気の発見にも役立ちます。 この検査で所見があった場合には、さらに詳しい検査や時期をおいて再検査が必要になることがあります。 |
肺機能検査 | スパイロメーターという機械を使って肺の容積や、空気を出し入れする喚起機能のレベルを調べる検査です。肺の病気の診断や重症度の手がかりになります。検査時間は5分程度です。この検査で異常があった場合は、呼吸器内科でさらに詳しい検査が必要になります。 |
乳がん検診 (マンモグラフィ) |
乳がんを診断する最新鋭の乳腺・乳房専用のレントゲン撮影装置で検査します。 視触診ではわからない早期がんの発見が可能になります。 |
乳がん検診 (乳腺エコー) |
超音波を使って乳腺を検査します。 マンモグラフィ(X線)検査と併用するとより有効です。 |
子宮体がん検査 |
生活の欧米化により、日本でも子宮体がんが増えています。 なりやすいのは、①妊娠回数が少ない②30歳以降の月経不順③高血圧④糖尿病⑤肥満⑥乳がんの既往 がある方です。検診は、子宮の奥に細い棒状の器具を挿入するので、多少の痛みと出血を伴います。 |
骨密度検査 |
骨粗しょう症早期発見のための検査で、MD法という微量のX線にて骨量を測定します。 骨粗しょう症とは、骨量が減少し、骨がもろくなり骨折しやすくなる病気です。 |
肝炎ウィルス検査 (B型・C型肝炎検査) |
血液検査でHBs抗原とHCV抗体を調べることで、B型肝炎・C型肝炎ウイルスに感染しているかどうかわかります。感染している場合は、肝がん発生のリスクが高くなります。異常があった場合は、さらに詳しい検査が必要となります。 |
前立腺がん検診 |
前立腺がんの早期発見のための腫瘍マーカー(PSA)です。 PSA値が4ng/ml以上の場合は精密検査が必要です。 PSAは前立腺肥大症などでも上昇するので、数値が高くても前立腺がんとは限りません。 (前立腺は膀胱の下側にある男性特有の生殖器官のこと) |
腫瘍マーカー |
血液検査でがんを調べます。 臓器ごとにマーカーの種類が違います。 感度が低く、がんがあっても数値が高くなるとは限りません。 |
動脈硬化検査 | 血管の硬さと詰まり具合を調べる検査です。両手、両足首の血圧と脈圧を測定して算出します。検査時間は5分程度です。 |