放射線科

X線CT

  X線CT(CT:Computed Tomography)はX線を利用して物体を走査し、コンピュータでデータを処理することで、物体の内部画像を構築する技術です。通常の撮影では分かりづらい病気も人体を横断面(輪切り)にした画像を得ることで診断しやすくなります。
  また造影剤を用いることで血管のみを描出したり、病変部をより浮き上がらせて撮影する方法もあります。 特にマルチスライスCTでは撮影データをもとに、従来の横断面だけではなく任意の方向で断面を得たり、3次元の立体的画像を表示でき診断、治療に大きく貢献しています。

※ 2016年3月に最新の高速螺旋CT(東芝80列CT)を導入いたしました。
この装置を用い、短時間で解像度の高い画像を提供します。